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宇佐美と酒井高は低調。武藤はPK奪取で貢献…ブンデス日本人選手の独紙評価は?

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井高徳、武藤嘉紀、宇佐美貴史
酒井高徳、武藤嘉紀、宇佐美貴史【写真:Getty Images】

 現地時間22日、ドイツ・ブンデスリーガ第30節が行われ、各地の試合に日本人選手たちが出場した。

 バイエルン・ミュンヘン戦に先発フル出場したマインツの武藤嘉紀は、ゴールこそなかったもののPK奪取などでアウェイで王者相手の2-2ドローに貢献した。この活躍に独紙『ビルト』は「3」をつけた(ドイツの採点は「1」が最高で「6」が最低)。

 マインツのチーム平均採点が「2.38」だったため、武藤の「3」は特別高い数字ではないが、バイエルン相手に引き分けたチームにおいてPKを獲得した貢献度は高かった。

 アウクスブルクの宇佐美貴史は、フランクフルト戦に先発出場。これまで出場機会に恵まれなかったが、2試合連続でスタメンに名を連ねた。

 しかし、大きな見せ場はなく57分に交代を告げられてしまった。『ビルト』紙も宇佐美にはチーム最低タイの「5」という厳しい評価(チーム平均3.85)を下している。アウクスブルクはフランクフルトに1-3で敗れた。

 キャプテンとしてダルムシュタット戦に先発フル出場した酒井高徳も、採点は「5」と振るわなかった。チームも最下位相手に1-2で敗れ、平均採点は「5」。ほとんどの選手に「5」か「6」がつけられ低調ぶりは明らかだった。

 ヴォルフスブルク戦に90分から途中出場したヘルタ・ベルリンの原口元気は、時間が短かったため「採点なし」。チームはヴェダド・イビセビッチのゴールで1-0の勝利を収めた。ドルトムントの香川真司はベンチ入りしたものの、3-2で勝利したボルシアMG戦で出番が回ってくることはなかった。

【了】

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