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トルコで元チェコ代表選手が自殺。ドイツでは酒井宏樹の”ライバル”としてポジション争い

text by 編集部 photo by Getty Images

フランティシェク・ライトラル
ハノーファー所属時のフランティシェク・ライトラル【写真:Getty Images】

 トルコでプレーしていた元チェコ代表選手が、自ら命を絶つという悲劇が起こった。23日付のトルコ『Sporx』など複数メディアが伝えている。

 死去したのは、トルコ1部のガジアンテプスポルに所属していた31歳のDFフランティシェク・ライトラル。報道によれば、23日の練習を欠席した同選手は、自宅で首を吊った状態で発見されたという。

「残念ながら、自殺のニュースは事実だと認めなければならない。ライトラルは今日の練習に姿を見せず、チームメートたちは心配していた。何も問題を抱えているようには見えなかった。なぜこのようなことをしたのか全く分からない」とガジアンテプスポルの会長はコメントしている。

 ライトラルは2012年から14年にかけてチェコ代表で14試合に出場。EURO2012でも本大会のメンバー入りを果たし、2試合に交代出場していた。

 2014年1月には、チェコのプルゼニからのレンタル移籍でドイツ1部のハノーファーに加入。同クラブに所属していた日本代表DF酒井宏樹(現マルセイユ)とポジションを争ったが、一旦は出場機会を奪われかけた酒井が定位置を取り戻す形となった。ハノーファーは公式ツイッターでライトラルへの追悼の言葉を述べている。

【了】

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