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ACL勢力図に変動。中国は過去最多の3チーム、韓国は過去最少の1チーム突破

text by 編集部 photo by Getty Images

広州恒大
広州恒大も決勝トーナメントへ【写真:Getty Images】

 9日までに行われたグループステージの試合の結果、今季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の東ブロックから決勝トーナメントに進む8チームが確定した。

 9日に行われたグループ最終節の試合では、日本の川崎フロンターレなど3チームが突破を確定させた。グループEとグループFは10日に最終節の試合を残しているものの、2位以内で決勝トーナメントへ進むチームは前節の時点ですでに決まっている。

 日本勢はガンバ大阪がグループ敗退に終わったが、川崎Fのほか浦和レッズと鹿島アントラーズがベスト16進出を決定。6年ぶりの全チーム突破はならなかったが、3年ぶりに3チームがトーナメントへ勝ち進むことになった。

 一方、日本以外のチームでは中国の広州恒大、上海上港、江蘇蘇寧、韓国の済州ユナイテッド、タイのムアントン・ユナイテッドが決勝トーナメント進出を確定させている。

 近年躍進著しい印象のある中国勢だが、大会方式が現在のように32チーム参加となった2009年以降で3チームがグループステージを突破するのは初めて。逆に韓国勢は、1チームのみの突破は現行方式で過去最少となった。

 ムアントンはタイ勢として、2013年のブリーラム・ユナイテッドに続いて2チーム目のグループ突破。オーストラリア勢は昨年初めて2チームが決勝トーナメントへ進んだが、今季は出場した3チームが全てグループ敗退となった。

 2009年以降のACL東ブロックにおける決勝トーナメント進出チームの国別内訳は以下の通り。

2009年:日本4、韓国3、オーストラリア1
2010年:日本2、韓国4、中国1、オーストラリア1
2011年:日本4、韓国3、中国1
2012年:日本3、韓国2、中国1、オーストラリア1、ウズベキスタン1
2013年:日本1、韓国2、中国2、オーストラリア1、ウズベキスタン1、タイ1
2014年:日本3、韓国3、中国1、オーストラリア1
2015年:日本2、韓国4、中国2
2016年:日本2、韓国2、中国2、オーストラリア2
2017年:日本3、韓国1、中国3、タイ1

【了】

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