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J1新潟、呂比須ワグナー氏の監督就任内定を発表。三浦文丈監督は辞任

text by 編集部 photo by Getty Images

呂比須ワグナー
新潟の監督に就任することが内定した呂比須ワグナー氏【写真:Getty Images】

 J1アルビレックス新潟は11日、三浦文丈監督の辞任と呂比須ワグナー氏の監督就任内定を発表した。

 今シーズンから三浦監督が指揮を執る新潟は、公式戦でここまで1勝と苦しんでおり、今月7日に指揮官の休養が発表された。

 一方で元日本代表の呂比須ワグナー氏は今月5日付けでブラジル全国選手権2部のパラナ指揮官を退任。日本復帰の可能性が急浮上していたところだ。

 呂比須氏は新潟の公式サイトで「このたびはアルビレックス新潟からチャンスを与えていただき、とても光栄です。 選手の皆さんとスタッフの皆さん、フロントの皆さん、そしてアルビレックス新潟のサポーターの皆さんと一緒に、一戦一戦、大事に戦って、自分のベストを尽くして、試合に勝てるようにがんばっていきます。 新潟の素晴らしいサポーターの皆さん、スタジアムに足を運んでいただき、応援をいただければと思います。よろしくお願いいたします」とコメントした。

 新潟は呂比須氏の監督就任内定と同時に、トップチームコーチにサンドロ氏の就任が内定したこともあわせて発表した。同氏は高校時代から日本でプレーしており、ジェフ・ユナイテッド市原(現・千葉)やFC東京、大分トリニータなどでプレー。引退後は呂比須氏とともにブラジルでコーチを務めてきた。新潟は公式ツイッターで「呂比須監督の補佐役として、ともにチームの構築を務めてこられました。日本のことも熟知しているコーチが、いち早く理念を浸透させてくれるはずです」としている。

 1997年に日本国籍を取得した呂比須氏は、98年にフランスW杯に出場。2002年に現役を退いたあとは指導者として母国ブラジルで複数クラブを渡り歩いた。12年にはG大阪の監督就任に迫ったが、ライセンスの問題で実現せず。セホーン監督のもとでヘッドコーチを務めたが、わずか5試合で去ることになっている。

【了】

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