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フェイエノールトが18年ぶりのリーグ制覇。レジェンド・カイトが劇的に決める

text by 編集部 photo by Getty Images

ディルク・カイト
ディルク・カイトのハットトリックでフェイエノールト優勝決定【写真:Getty Images】

 現地時間14日、オランダ・エールディビジの最終節が行われた。フェイエノールトが18年ぶり15回目のリーグ制覇を成し遂げている。

 2位アヤックスと勝ち点1差の首位で最終節を迎えたフェイエノールトは、ホームで9位のヘラクレスと対戦し、3-1と勝利した。小野伸二(現・札幌)が在籍していたころも同クラブでプレーしていたレジェンド、36歳のFWディルク・カイトがハットトリックを達成する劇的な勝ち方をしている。同時刻の試合でアヤックスも勝利を収めたが、フェイエノールトが逃げ切って悲願のリーグタイトルを手にした。

 これでフェイエノールトは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。2位のアヤックスは予選3回戦からの出場だ。なお、3位には一足先に優勝争いから脱落したPSVが入っており、ヨーロッパリーグ(EL)の予選3回戦から出場する。

 通常は4位から7位のクラブがEL出場権を懸けたプレーオフに臨むことになるが、5位フィニッシュのフィテッセはカップ戦で優勝しており、EL出場権獲得済み。7位トゥエンテはヨーロッパの大会に参加する資格がない。そのため、4位ユトレヒト、6位AZ、8位フローニンゲン、そして小林祐希が所属する9位ヘーレンフェーンがプレーオフに臨むことになった。

 18位ゴー・アヘッド・イーグルスの降格が早々と決まった残留争いでは、昇格・残留プレーオフを回避するために激しい戦いが続いていた。前節終了時点で16位のスパルタと17位のNECは最終節でそれぞれ勝利を収めた。この結果、スパルタは残留を決めたが、NECは16位でプレーオフに回ることが決まっている。スパルタと入れ替わってプレーオフに臨むことになったのは、最終節でフィテッセに敗れたローダだ。

 ハーフナー・マイクが所属するデン・ハーグは、最終節でエクセルシオールに勝利して11位でシーズンを終えた。ハーフナーはこの試合で1ゴールを挙げて今季9ゴール目を記録している。

【了】

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