【U20】日本、三好&堂安で手詰まりは回避。強固でない守備組織、板倉が個の力で補填【西部の目】

21日、FIFA U-20ワールドカップのグループステージ第1節が行われ、日本は南アフリカを相手に2-1で勝利した。序盤に先制ゴールを許す苦しい展開となったが、後半に2得点を奪い逆転。10年ぶりの出場となる同大会で白星スタートをきった。(文:西部謙司)

2017年05月22日(Mon)11時28分配信

シリーズ:西部の目
text by 西部謙司 photo Getty Images
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日本、僅差勝負を制す。攻撃の起点となった三好

三好康児
左サイドからチャンスを演出した三好【写真:Getty Images】

 どちらも攻撃力に強みがあるチーム、紙一重の差だったが日本の勝利は順当だったと思う。立ち上がりは日本がパスをつないで押し込んだが、南アフリカが攻勢に転ずると7分で先制。スピードのある南アフリカのカウンターは脅威だった。

 しかし、それにも慣れてきたのだろう。リズムをつかみ直すと、三好を中心にチャンスを作る。三好はパスの方向を読ませない持ち方が独特で、相手の動きもよく見えている。前半は攻撃の軸になっていた。

 狭いスペースでもパスを受けて前を向ける三好、堂安がいるので手詰まりにはならない。相手守備ブロックの手前でパスは回せるが崩せないという、日本にありがちな欠点はこのチームにはないようだ。

 後半2分に同点ゴール。左サイドをワンツーで抜け出した岩崎のロークロスを小川が合わせる。DFの背後にポジションをとっていた小川は、岩崎のクロスにタイミングを合わせてDFの前に入ってシュートしている。ゴールゲッターらしいそつのないゴールだった。

 引いて構えていた南アフリカは再び攻めに出てくる。パススピードとボールコントロールの素早さがあり、グイグイと侵入してくる。立て続けにシュートを打ってくるが、GK小島の好守もあって日本は何とかしのいだ。

 後半13分に三好に代えて久保。前半は攻撃の中心だった三好を交代させたのは意外だったが、後半は少し疲れのせいかミスも増えていた。登場した久保はいきなり絶妙のスルーパスを小川へ送る。

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