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コンテ、かつての教え子の獲得熱望か? 本人は「ユーべ時代は成功を収めた。しかし…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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バイエルン・ミュンヘンのアルトゥーロ・ビダル【写真:Getty Images】

 チェルシーなど複数のクラブがバイエルン・ミュンヘンに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルに興味を持っているようだ。22日付けのスペイン紙『Don Balon』が報じている。

 記事では、チェルシーのアントニオ・コンテ監督はビダル獲得を熱望していると伝えている。2人は2012年から3年間ユベントスで師弟関係としてともに戦った間柄だ。また、アトレティコ・マドリーもチリ代表MFに興味を持っている模様だ。

 しかし、移籍が実現するかは不透明だ。今季公式戦41試合でプレーしそのうち34試合でスタメン出場しているビダルはバイエルンの中心選手である。また、今年2月独紙『シュポルト・ビルト』の取材でビダルは「私はユベントス時代、コンテ監督のもとプレーしとても成功を収めた。でも、それがバイエルンを去る理由にはならない」と語っている。

 また、バイエルンはアーセナル所属のFWアレクシス・サンチェス獲得に迫っていることもビダルが移籍をしない理由の一つになると記事では報じている。ビダルは以前「もちろんサンチェスと一緒にプレーをしてみたい。彼は素晴らしい選手だからね」とチリ代表で一緒にプレーするストライカーとチームメイトになることを希望していた。

 バイエルンとの契約を2019年まで残しているビダルはどのような決断をするのだろうか。

【了】

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