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【U20】ウルグアイとの第2戦に臨む日本。内山監督は「積極的な守備」を鍵に挙げる

text by 編集部 photo by Getty Images

内山篤
U-20日本代表の内山篤監督【写真:Getty Images】

 韓国で開催中のU-20ワールドカップ(W杯)に出場しているU-20日本代表は、24日にグループステージ第2節のU-20ウルグアイ代表戦に臨む。内山篤監督が前日に試合への見通しを語った。

 大会初戦で南アフリカと対戦した日本は、開始7分で先制を許す苦しい展開を跳ね返しての逆転勝利で白星発進を切った。「南米の1位(ウルグアイ)と欧州の2位(イタリア)が入っている中で、初戦を物にしたのは精神的に非常に大きい。改めてまたチャレンジしていける状況になった」と指揮官は初戦の勝利について振り返る。

 先制されても慌てることなく、我慢しての戦いで逆転を成し遂げたことは、チームにとって「大きな成長」だと内山監督は評価している。「自分たちが時間をつくるまで耐える中で、チャンスメークできる時間が出てくる。そういうゲームのコントロールが、3試合を通して大きなところ」と選手たちの見せた試合運びを称えた。

 ウルグアイ戦に向けては、インテンシティーの高い相手に対して「積極的な守備」を何よりも意識して戦うべきだと内山監督。だが守備一辺倒でなく、「守備は攻撃に出るためにあると言いながらチームを作ってきた。相手のミスは必ず起きるので、そこをいかに攻撃に結びつけてフィニッシュまでいけるか」と試合のポイントを挙げている。

 ウルグアイ戦にも勝って2連勝とすれば、日本は最終節を待つことなく決勝トーナメント進出を決めることができる。さらなる上位進出を目指して、まずは第一関門を突破することができるだろうか。

【了】

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