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【U20】圧巻2ゴールの堂安律を内山監督が評価「自分の良さが出ていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

内山篤監督
U-20日本代表を率いる内山篤監督【写真:Getty Images】

 U-20ワールドカップ(W杯)グループD最終節が27日に行われ、U-20日本代表はU-20イタリア代表と対戦し2-2の引き分けで終わった。試合後にU-20日本代表を率いる内山篤監督が取材に答え、圧巻の2ゴールを決めた堂安律について言及している。

 内山監督は堂安に関して「僕は彼を14歳から知っています。持っているポテンシャル、あとはパーソナリティーも含めて、当然いろんな野心家でもありますし、プレーヤーとして。ただしやはり一つ過剰になると、感情移入が強すぎて状況の判断を少し忘れてしまう。そういう部分では小川のこともあるんですけど、この状況下に置かれたときに非常に中盤までシンプルで、自分の良さが出ていましたね、入るときの」と、良さが出ていたと評価している。

 続けて「特に中盤のエリアでは、シンプルにボールを動かす中で自分がチャンスと見たときの仕掛けというところでは、非常にその判断を誤らずに、彼がそのプレーを続けてくれると、今後非常に楽しみ。僕は何年も見ている中で彼には言い続けているんですけどね。それが評価ですね、逆にこれぐらい苦しいときの方がいいのかなという感じですかね。チームの中の一員になってどう生きていくかと」と、今後の成長に期待していることを明かした。

(取材:元川悦子【水原】、文・構成:編集部)

【了】

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