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超新星ムバッペの値上がりが止まらない。欧州王者レアルは167億円提示へ?

text by 編集部 photo by Getty Images

キリアン・ムバッペ
モナコのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】

 モナコでの活躍により注目を集めるフランス代表FWキリアン・ムバッペに対し、各国ビッグクラブが巨額のオファーを提示して争奪戦を繰り広げようとしている。欧州王者レアル・マドリーは、約167億円を提示する構えだとも報じられている。

 まだ18歳のムバッペだが、2016/17シーズンのフランス・リーグアンでは15得点を挙げてモナコの優勝に大きく貢献。チャンピオンズリーグでも6ゴールを挙げ、モナコの躍進を牽引する選手の一人となった。

 当然ながら多くのビッグクラブが獲得に関心を示し、夏の移籍市場に向けて争奪戦は過熱しつつある。報じられるオファー額は、MFポール・ポグバが昨年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した際に記録されたサッカー界の史上最高額をすでに大きく上回っている。

 アーセナルが8700万ポンド(約123億円)、マンチェスター・シティが1億500万ポンド(約149億円)、ユナイテッドが1億1300万ポンド(約160億円)を提示すると報じられるなど、次々と大きな数字が各国メディアを賑わせてきた。

『ラジオ・モンテカルロ』が伝えたところによれば、マドリーはそれらの噂をさらに上回るオファーを準備しているのだという。1億ユーロ(約123億円)、1億1500万ユーロ(約142億円)という2度のオファーをモナコに断られたが、3度目のオファーとして1億3500万ユーロ(約167億円)を提示すると報じられた。

 マドリーはムバッペを確保した上で、確実に出場機会を得られる環境での成長を促すため、レンタルの形でモナコに残すことを考えているとみられている。サッカー界で最も注目される若手選手の一人となったムバッペは、自身の未来についてどのような決断を下すのだろうか。

【了】

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