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ドルト、香川との契約延長を強く希望。この夏の“優先事項”として新契約交渉へ

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは日本代表MF香川真司との契約を延長することを希望し、この夏の優先事項として交渉に取り組もうとしているようだ。独誌『キッカー』が報じたとして、8日付の地元紙『レヴィア・シュポルト』が伝えた。

 2016/17シーズンには終盤戦にかけて調子を上げ、ブンデスリーガでの3位確保やDFBポカール(ドイツ杯)優勝に貢献した香川。現在の契約は2018年夏までであり、このまま来シーズンの終了を迎えればドルトムントはフリーで香川を失うことになる。

 先日ピーター・ボス新監督の就任を発表したドルトムントは、すでに新シーズンに向けて4人の新戦力獲得を決めている。一方でエースのFWピエール=エメリク・オーバメヤンの去就などに関して不確定要素もあるが、在籍選手の契約延長にも取りかかろうとしており、香川はその中でも「優先順位のリストのトップ」に位置すると報じられている。

「香川をより長く我々のクラブに留めることが目標だ」とミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)もコメント。香川との契約延長を望むクラブの姿勢を明確にしている。

 ドイツでのシーズンを終え日本代表に合流した香川だが、7日に行われたシリア代表との親善試合で左肩を脱臼。13日のロシアW杯アジア最終予選イラク戦には出場せずにチームを離れ、来シーズンに向けて療養することになった。

【了】

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