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フランス、ラストプレー痛恨のミスで逆転負け。ポルトガルはCロナ2発で快勝

text by 編集部 photo by Getty Images

ウーゴ・ロリス
最後に痛恨のミスが出たウーゴ・ロリス【写真:Getty Images】

 現地時間9日、ワールドカップ(W杯)欧州予選第6節が各地で開催された。

 グループAでは、首位フランスと2位スウェーデンの直接対決が行われ、2-1でホームのスウェーデンが勝利した。

 首位フランスは37分、ジルーのスーパーボレーで鮮やかに先制点を奪うが、スウェーデンは前半終了間際に追いついた。後半は互いに交代枠を使うが、スコアはなかなか動かない。

 だが、1-1で引き分けかと思われたアディショナルタイムにドラマが待っていた。フランスはGKロリスがバックパスを受けてペナルティエリアの外でボールを持つと、相手のプレスをかわして左足でフィード。これがミスキックとなり、グラウンダーのボールがピッチ中央へ転がった。これを拾ったトイヴォネンがセンターサークルから無人のゴールにダイレクトで決めて、土壇場でスウェーデンが逆転に成功している。勝利を収めたスウェーデンは、フランスと勝ち点で並んでグループの首位に立った。

 この劇的な決着を嘆いているのはオランダだ。前節終了時点で4位だったオランダは、ホームでルクセンブルクに5-0と大勝した。3位のブルガリアが敗れたためオランダは3位に浮上したものの、1位・2位とは勝ち点3差だ。

 グループBでは、首位スイスと2位ポルトガルが順当に勝ち点3を加えた。ポルトガルはFWクリスティアーノ・ロナウドが2ゴール1アシストの活躍を見せ、敵地でラトビアに3-0で快勝している。

 グループHでは、首位のベルギーが敵地でエストニアに2-0で勝利した。2位ギリシャと勝ち点1差で追う3位ボスニア・ヘルツェゴビナの直接対決は0-0の引き分けに終わっている。

【了】

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