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「試合とは“戦争”であり、ライバルを“殺す”必要がある」 闘将シメオネの恐るべきフットボール観

シリーズ:FChan TV text by 編集部

 フットボールチャンネルの次世代サッカー情報番組『F.Chan TV』。第53回に、実況アナウンサーの倉敷保雄氏、解説者の玉乃淳氏がゲストとして登場した。

 番組では、6月20日にカンゼンから発売されたアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督の自叙伝『信念〜己に勝ち続けるという挑戦〜』の発売を記念し、同監督のこれまでのキャリアを振り返った。

 シメオネは、選手としても監督としても世界のトップレベルで活躍を続け、「試合とは“戦争”であり、ライバルを“殺す”必要がある」ということを信条とするほど、情熱に溢れる人物である。

 もちろん「比喩的な意味」ではあるが、このあまりに衝撃的な台詞に「よく素直に言えるな(笑)」と玉乃氏。

 「元々ガビやサウール、トーレスなんて、育ちの良いお坊ちゃんでなよなよしい選手だったのが、彼が就任してからはもう“戦士”ですよ。シメオネに触発されて。監督がこれだけの気持ちだと、選手もこう(戦士のように)ならざるを得なくなりますよね」

 フットボールを戦争に例え、プレーヤーを“戦士”へと変えてしまうシメオネの監督術。彼は具体的かつ明確な言葉で、選手たちの覚悟を引き出している。

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『信念 己に勝ち続けるという挑戦』
定価1944円

圧倒的な手腕で選手を統率する名将“シメオネ”の本格自伝

どのようにしてチームを世界トップクラスに導いたのか。
チームを強くする秘訣、シメオネ監督のサッカー哲学を紐解く。

[目次]
第1章 夢見る
第2章 学ぶ
第3章 感動させる
第4章 追いかける
第5章 争う

詳細はこちらから

【了】

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