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ルーニーが明かす古巣愛エピソード。「13年間エバートンのパジャマを着ていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ウェイン・ルーニー
エバートンへ移籍したウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドに所属していたイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、エバートンへの完全移籍が9日に発表された。少年時代からプロキャリア初期まで所属したクラブへ復帰することになったルーニーは、クラブ公式テレビで移籍について語っている。

 ルーニーは16歳でエバートンのトップチームにデビューし、18歳の時にユナイテッドへ移籍。だがユナイテッドでエースとして活躍を続けながらも、古巣エバートンに特別な思いを抱き続けていることを隠してはいなかった。

 ユナイテッドでの出場機会が減少したことで、自らエバートンへの移籍を求めたという。「この夏を通して、どこに行くのかについて考え続けてきた。代理人に話をして、『エバートンと話をしてみてほしい。可能なのかどうか確認してみよう』と言ったんだ」とルーニーは移籍に向けた経緯を振り返った。

 エバートンへの愛情は常に持ち続けていたとして、ひとつのエピソードも明かした。「13年間ずっと隠していたことだが、家ではエバートンのパジャマを着ていたんだ。子供たちと一緒にね」

 以前にエバートンに在籍していた際には背番号18をつけていたルーニーだが、新たな背番号はユナイテッド時代と同じ10番に決まった。憧れの存在だったというダンカン・ファーガソン氏の使用していた番号を手に入れ、「素晴らしい気分だ。これを着てピッチに出るのがとにかく楽しみだよ」とコメントしている。

【了】

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