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2クラブの史上最高額59億円オファーを拒否も…スウォンジーMF売却は既定路線か

text by 編集部 photo by Getty Images

ギルフィ・シグルズソン
スウォンジー・シティに所属するギルフィ・シグルズソン【写真:Getty Images】

 スウォンジー・シティに所属する27歳のアイスランド代表MFギルフィ・シグルズソン獲得を目指すエバートンだが、提示した巨額オファーが拒否されたようだ。13日に英メディア『BBC』が報じている。

 先日、レスター・シティがクラブ史上最高額となる移籍金4000万ポンド(約58億8000万円)のオファーを提示したものの、スウォンジーは拒否していた。同メディアによると、エバートンもレスターと同額のオファーを提示したが、スウォンジーに断られたようだ。スウォンジーは売却価格を5000万ポンド(約73億5000万円)に設定したとも伝えられている。

 エバートンは3日、バーンリーからクラブ史上最高額となる移籍金3000万ポンド(約44億円)でイングランド代表DFマイケル・キーンを獲得した。それを超える移籍金4000万ポンドのオファーを提示したが、スウォンジーに断られたことになる。

 2クラブのオファーを拒否したスウォンジーだが、売却に消極的な姿勢を見せているわけではない。スウォンジーはアメリカツアーを行なっているが、シグルズソンは帯同しておらず、移籍が有力視されている。

 スウォンジーを率いるポール・クレメント監督は「ファンもオーナーも彼の残留を望んでいるが、サッカーにはビジネスの側面もある。ジャック・コークに関しても同じ状況だった。放出は考えていなかったが、別のクラブから本当に良いオファーが届いたことで状況が変わったんだ」と語っており、オファー次第でシグルズソンの売却を考えていることを明かしている。

【了】

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