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アンチェロッティ監督、愛弟子ハメスの特別扱いはなし。「ベンチに座ることもある」

text by 編集部 photo by Getty Images

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バイエルン・ミュンヘンのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は同クラブに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを特別扱いしないようだ。

 現地時間11日にアンチェロッティ監督の強い希望によりレアル・マドリーから2019年6月30日までの2年間のレンタル契約でバイエルンへの電撃移籍を果たしたハメス。

 2人はマドリー時代に一緒に仕事をしていることから優遇されると思われていたが、19日に中国の上海で行われたアーセナルとのテストマッチの前に指揮官は「ハメスが練習から良いパフォーマンスを見せなければベンチに座ることもあるだろう」とスタメン確約をしない方針を示した。

 一方、ハメスとのポジション争いが予想されているドイツ代表MFトーマス・ミュラーは「ハメスはチームに多くの選択肢を与え、チームをさらに良くしてくれる選手だ。監督は新たな選択肢を使えることが出来るようなって幸せだろう」と自らの状況をポジティブに捉えている。

 26歳のハメスは2014年ワールドカップで得点王に輝く活躍を見せたあと、モナコからマドリーへ移籍した。マドリー在籍3年間で2度のチャンピオンズリーグ優勝などのタイトル獲得に貢献した。

【了】

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