リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督がブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョの売却を否定している一方で、クラブ側は売却を前向きに考えているかもしれない。7日に英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
同紙はタイトルに「リバプールを率いるクロップ監督は、どんな価格でもバルセロナにコウチーニョを売却しないと主張している」とつけ、クロップ監督がコウチーニョの売却を望んでいないことを伝えた。
その一方で英紙『メトロ』はタイトルに「コウチーニョがクロップ監督の希望に反してバルセロナに加わる」とつけ、クラブが合意したと報じている。クロップ監督とクラブの間で意見が対立している可能性もありそうだ。
クロップ監督はコウチーニョを手放すつもりはないという姿勢を貫いているが、バルサは獲得を諦めず、イギリスでは移籍金の史上最高額となる1億2000万ポンド(約173億円)を提示することを考えているという。交渉開始当初の提示額の2倍にも達する金額であり、リバプールにとっても断りきれない条件かもしれない。
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