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柴崎岳も続けるか!? ヘタフェから飛躍した名手10人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

エイバル攻撃陣の絶対的支柱

ペドロ・レオン
ペドロ・レオンのヘタフェ時代(左)と現在(右)【写真:Getty Images】

ペドロ・レオン

ヘタフェ在籍期間:2009年〜2010年、2011年〜2016年
現所属クラブ:エイバル

 レアル・ムルシアの下部組織で育ち、同クラブのトップチームからレバンテ、バジャドリーを経て2009年にヘタフェ移籍を果たす。そこでの活躍が認められて2010年夏にレアル・マドリーへとステップアップした。

 しかし、6年契約を結んだマドリーではアンヘル・ディ・マリアとのポジション争いに敗れてほとんど試合に絡めなかった。リーグ戦は6試合138分のみのプレーで、すべての公式戦を合わせてもわずか13試合の出場にとどまり、プレー時間は500分ほど。1年で古巣ヘタフェへと放出された。

 再加入からの5年間は安定したプレーを披露し、ヘタフェの中心選手として活躍した。そして2016年夏に乾貴士が所属するエイバルへと移籍し、右サイドの攻撃の核として存在感を放っている。マドリーでの挑戦は失敗に終わったが、ペドロ・レオンはヘタフェで飛躍のきっかけをつかんだだけでなく、改めて自身の価値を証明し居場所を勝ち取った選手と言えるだろう。

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