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柴崎岳も続けるか!? ヘタフェから飛躍した名手10人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

セビージャを縁の下から支えるユーティリティ

サラビア
パブロ・サラビアのヘタフェ時代(左)と現在(右)【写真:Getty Images】

パブロ・サラビア

ヘタフェ在籍期間:2011年〜2016年
現所属クラブ:セビージャ

 パブロ・サラビアはレアル・マドリーの下部組織で育った1992年生まれの世代で随一のタレントという評価を受けていた。U-16時代から各年代別代表に招集され続け、類い稀な攻撃センスは同年代の中でも群を抜いていた。

 しかし、2011年に5年契約でヘタフェに加入してもなかなか主力に定着できない。移籍から2年目まで設定されたマドリーによる買い戻しオプションも行使されなかった。それでも3年目からは毎年30試合以上に出場し、左足から繰り出される高精度のキックやユーティリティ性で確固たる地位を築いた。

 昨季からはセビージャに在籍している。ホルヘ・サンパオリ前監督の下ではサイドバックに挑戦するなどプレーの幅を広げ、チームになくてはならない存在となった。ヘタフェでの我慢が現在の充実ぶりにつながっているのかもしれない。

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