柴崎岳も続けるか!? ヘタフェから飛躍した名手10人【編集部フォーカス】
柴崎岳が加入したヘタフェは、これまで数々の名選手がステップアップのきっかけにしてきたクラブである。スペイン国内で高い評価を獲得した者、国外で成功を掴んだ者、数々の栄光を手にしてきた者…様々な選手たちが実はヘタフェ出身だった。柴崎は彼らに続き、さらに高いレベルに到達することはできるだろうか。(文:編集部)
2017年08月19日(土)10時00分配信
トルコで再起を図るベテランストライカー
ロベルト・ソルダードのヘタフェ時代(左)と現在(右)【写真:Getty Images】
ロベルト・ソルダード
ヘタフェ在籍期間:2008年〜2010年
現所属クラブ:フェネルバフチェ
レアル・マドリーの下部組織出身のロベルト・ソルダードは、ファビオ・カペッロ監督が率いていた2006年にトップチーム昇格を果たした。しかし選手層の厚いマドリーでは出場機会を得られる見込みがなかったため、すぐにオサスナへレンタル移籍した。
1年の武者修行を経て2007/08シーズンはマドリーに復帰し、9番を背負ったソルダードだったが、厚い選手層と負傷によってほとんど試合に絡めず。2008/09シーズンに完全移籍でヘタフェに加入し4年契約を結んだ。
2年間在籍したヘタフェでは2シーズン連続でキャリアハイのゴールを記録し、2009/10シーズンにEL出場権獲得に貢献した。その実績が認められてバレンシアへ移籍し、トッテナムと続く飛躍へのきっかけをつかんだ。
ただ、最近は負傷もあってコンスタントな活躍を見せられておらず、昨季限りで3年間在籍したビジャレアルを退団。今季からトルコの名門フェネルバフチェへと移籍し再起を図る。
【次ページ】エイバル攻撃陣の絶対的支柱