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PO行きの豪州、怒りの対象は日本ではなく得点力不足。レジェンドは監督を非難

text by 編集部 photo by Getty Images

アンジェ・ポステコグルー
アンジェ・ポステコグルー監督【写真:Getty Images】

 オーストラリア代表は現地時間5日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でタイ代表と対戦し、2-1で勝利した。しかし、日本がサウジアラビアに負けたこともあり、グループB3位でプレーオフに回ることが決まった。オーストラリアでは、アンジェ・ポステコグルー監督の采配に対する疑問が噴出している。

 すでに首位で予選を突破することが決まっている日本がサウジアラビアと引き分け以上なら、オーストラリアは2位でW杯へ行けるはずだった。だが、日本の結果に対する不満はそこまで大きくない。実際、オーストラリア『デイリー・テレグラフ』は、「日本はすでに突破を決めているにもかかわらず、チャンスをつくった」と指摘している。

 問題は最下位タイからわずか2ゴールしか奪えなかった得点力だ。元同国代表のマーク・ボスニッチ氏は、アンジェ・ポステコグルー監督に怒り心頭の様子。3-2-4-1のシステムでスタートしたことについて、「代表で実験チームを使わないでほしい。この場において重要なのは結果だ」と、『FOXスポーツ』で語った。

 10月に行われる予定のプレーオフでオーストラリアは、グループAで3位に滑り込んだシリアと対戦する。これに勝利したチームは、11月に北中米カリブ海最終予選で4位に入った国と大陸間プレーオフを戦うことになる。

【了】

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