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マタ、マンUの後輩FWにベタ惚れ「特別な少年。全てにおいて質が高い」

text by 編集部 photo by Getty Images

マーカス・ラッシュフォード
フアン・マタ(右)はマーカス・ラッシュフォード(左)の才能に惚れたようだ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表MFフアン・マタは、チームメイトとしてプレーする若手FWの才能を羨ましく思っているのかもしれない。

 4-0で快勝を収めた現地時間1日のプレミアリーグ第7節、クリスタル・パレス戦で2アシストを記録したFWマーカス・ラッシュフォードを絶賛した。地元紙『マンチェスター・イブニングニュース』が伝えている。

 チェルシー時代にプレミアリーグのアシスト王にも輝いたことのあるマタは、ラッシュフォードについて「彼はこの上なく素晴らしい。僕は特別な少年だと思っている。本当に多くの才能を秘めていて、素晴らしいメンタリティも備えている。彼の年齢でそれは重要なことだ」と述べた。

 ラッシュフォードは現在19歳だが、同年代では随一の経験を積んできた。すでにFAカップ、イングランド・リーグカップ、ヨーロッパリーグなど数々のタイトル獲得に貢献し、イングランド代表でも活躍している。それは強靭なメンタリティが為せることかもしれない。

「ピッチ上におけるあらゆる面で彼のクオリティは高い。いくつかの難しい試合でも重要な選手だったし、最近のリーグ杯(バートン・アルビオン戦)でもいいボールを送るだけでなく、2つの素晴らしいゴールがあった。

僕は彼のような年齢の数多くの選手を見てきたが、彼らは継続性を発揮できなかった。だけど、マーカスは(プレーだけでなく)精神面も優れているし、正しいメンタリティを持っていると信じている」

 マタはプレーの質の高さだけでなく、精神力をラッシュフォードが成功できる要因に挙げた。「毎週毎週、ベンチから出てきても僕たちをたくさん助けてくれる。彼がクラブにとっても、イングランドにとっても重要な選手になれると心の底から信じている」と、才能の大きさを手放しで称賛している。

 ラッシュフォードは今季のリーグ戦で2ゴール3アシストを記録している。本来のポジションではないサイドでの起用がメインになっているが、ゴールでもアシストでもチームに貢献できる多彩な武器を持った選手へと進化している途中だ。

【了】

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