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浅野拓磨、“ジョーカー”としての強みをアピール。「そういう良さを見せるのも大事」

text by 編集部 photo by Getty Images

浅野拓磨
シュトゥットガルトの浅野拓磨【写真:Getty Images】

 日本代表は2日、キリンチャレンジカップ2017のニュージーランド戦に向けた合宿2日目の練習を豊田市内で行った。この日から合流したシュトゥットガルト所属のFW浅野拓磨は、ワールドカップ(W杯)本大会出場に向けて自分の良さをアピールしていきたいという思いを語った。

 アジア最終予選を突破し、6大会連続のW杯出場を決めた日本代表だが、選手たちにとってはこれから新たな戦いがスタート。本大会に出場できる23人の枠を勝ち取るため競い合っていかなければならない。

「僕自身も、ここから本当に競争が始まると強く感じているので。緊張感はすごく持ってこの代表に合流しましたし、強い緊張感と責任感を持ってやれるかなと思います」と浅野はポジション争いへの意気込みを述べている。

 シュトゥットガルトが1部復帰を果たした今シーズンは、交代出場で起用される機会が多い。ジョーカー的な扱いについては、「どういう形でもピッチに立てばやるべきことというのはそんなに変わらない」としながらも、それが自分の強みだと評価されるのであればそういう形でアピールしていきたいと語った。

「疲れている相手に対して自分の良さを活かすというのは得意というか、自分の良さだとも思っているので。それをスタートからできたら一番いいですけど、そうじゃないのなら、そういう良さを見せていくのも大事かなと思います」

 6日にニュージーランド戦が行われる豊田スタジアムは、昨年6月のブルガリア戦で代表初ゴールを決めた場所だった。「あの時も、これから海外で勝負するという立場で、ギラギラしていた部分も強かったと思うので。あの時の自分を思い出しながらやることは大事だなと思いますね」と語る浅野は、再び豊田スタジアムで“ジャガーポーズ”を披露できるだろうか。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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