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敵地での「朝食のジュース」が予選敗退の原因? 「選手の大半が下痢に…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ホセ・アントニオ・カマーチョ
ガボン代表のホセ・アントニオ・カマーチョ監督【写真:Getty Images】

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アフリカ予選での敗退が決まったガボン代表は、敵地モロッコで試合当日の朝に飲んだ「オレンジジュース」が敗戦の一因になったと主張している。

 現地時間7日に行われたアフリカ3次予選の第5節の試合で、ガボンはモロッコとアウェイで対戦。0-3での敗戦に終わり、1試合を残しての予選敗退が決まった。ボルシア・ドルトムントのエースであるFWピエール=エメリク・オーバメヤンというスター選手を擁しながらも、初のW杯出場には届かなかった。

 そのオーバメヤンは、モロッコとの試合当日に、朝食で飲んだオレンジジュースの影響で多くの選手が体調を崩していたと主張した。「メンバーの半分が腹を壊している。試合当日に信じられない。今朝のオレンジジュースだ」と試合前にツイッターで投稿していた。

 モロッコ側からはオーバメヤンへの反論の声もあったが、ガボン代表のホセ・アントニオ・カマーチョ監督もエースの主張を支持した。母国スペインの『カデナ・セール』で次のようにコメントしている。
 
「私自身も影響を受けた。オレンジジュースが原因だったと思う。飲まなかった者は大丈夫だったからだ。私は軽い方だったが、チームとスタッフの大半が腹痛と下痢を起こしていた。試合当日に起こったのは奇妙なことではあるが現実だ」

 ガボンに勝利を収めたモロッコは勝ち点9でグループ首位に立ち、1ポイント差でコートジボワールが2位。11月にはコートジボワールのホームで行われる両チームの直接対決でW杯出場国が決定する。

【了】

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