本田、右ウィングで確かな存在感。代表復帰への影響も興味深い起用法

パチューカは現地時間21日にプエブラと対戦し、1-0の勝利で“リギージャ(プレーオフ)”進出への望みを繋いだ。本田圭佑は右サイドで前節に続いて先発し、確かな存在感を見せて勝利に貢献することができた。(文:河治良幸)

2017年10月22日(Sun)18時21分配信

text by 河治良幸 photo Getty Images
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本田、右ウィングで前節に続いての先発出場

本田圭佑
プエブラ戦に先発した本田圭佑【写真:Getty Images】

 リーガMX17-18前期の第14節、中2日での試合となった13位のパチューカはホームに15位のプエブラを迎えた。前節に引き続きスタメンで起用された本田圭佑は試合前には[4-3-3]の左ウィングで予想するメディアもあったが、スタートから右ウィングに入り、10番のウルグアイ代表MFホナタン・ウレタビスカヤは左に回った。

 3バックで中央を固めるプエブラに対し、パチューカはアンカーのホルヘ・エルナンデスとインサイドハーフのビクトル・グスマン、エリック・グティエレスを中心にボールを回しながら、右の本田と左のウレタビスカヤが“逆足”で絡み、チャンスを作り出した。

 一方のプエブラもボールを持てば幅広くパスをつないでパチューカのプレッシャーをいなしながら好機をうかがうため、ボールポゼッションはほぼイーブンで試合が進む。その中で本田は個での打開を狙うより、中に絞り気味のポジションでキープ力を生かして右SBホセ・マルティネスのオーバーラップを引き出すなど、普段ウレタビスカヤが右サイドで出している特徴とは異なるプレーで攻撃に厚みを付ける。

 26分にはプエブラのCKからカナダ代表FWルカス・カバリーニが放ったヘディングシュートに対し、44歳のGKオスカル・“コネホ”ペレスが文字通りウサギの様な反応で右手一本のスーパーセーブを披露。チームを救うと、34分に本田がボールキープでファウルを受けたFKから、ウレタビスカヤの素早いキックにグスマンが得意のダイビングヘッドで合わせ、8得点目となる先制ゴールをあげた。

 前半の終了間際には本田の直接FKが右ポストの内側を直撃し、惜しくも追加点を逃したパチューカ。ウルグアイ人のディエゴ・アロンソ監督は56分にウレタビスカヤを下げて18歳の運動量豊富なエリック・サンチェスを、その10分後にはCFのアンヘル・サガルに代わり縦の推進力があるヘルマン・カノを投入。時間を使いながら、時にロングボールからカノやグスマンが飛び出す形でプエブラに反撃の勢いを与えなかった。

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