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10人のユーベ、6-2で大勝。「退場してくれて感謝」と指揮官

text by 編集部 photo by Getty Images

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10人で大勝したユベントス【写真:Getty Images】

 ユベントスは現地時間22日、セリエA第9節でウディネーゼと対戦し、6-2と大勝した。10人で戦う厳しい試合だったものの、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は勝ち点3を得たことに安堵している。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

 立ち上がりに失点したユベントスは、20分までに2-1と逆転に成功する。しかし26分、右サイドからのクロスに走り込んだFWマリオ・マンジュキッチが転倒。PKを誘ったと感じたのか、マークしていた相手DFアリ・アドナンがマンジュキッチに詰め寄り、主審は2人に警告を出す。それでも納得がいかなかったマンジュキッチは抗議を続けて、2枚目のイエローカードで退場となった。

 10人になったユベントスは、後半の立ち上がりに同点弾を許すが、MFサミ・ケディラのハットトリックもあって6-2と大勝。数的不利を感じさせない強さを見せつけた。

 この試合でも、判定に対する疑問がいくつも出ている。マンジュキッチが退場となったシーンも、映像ではアドナンの足が当たっており、ユベントスFWの主張は正当性があるようにも見えた。

 アッレグリ監督は「選手たちを称えなければいけないね」と、10人で大勝したチームに賛辞。マンジュキッチの退場については「彼に感謝しなければいけない。我々は10人で戦って、少し苦しまなければいけなかった」と語る余裕も見せた。

 次の週末は、ミランとの試合だ。今年夏にミランへ移籍したDFレオナルド・ボヌッチは、この日の試合で退場となったため、ユベントス戦に出場できない。アッレグリ監督は「ピッチで彼を見たかったね。彼のユベントスでの物語は成功にあふれていたから、残念だよ」と語っている。

【了】

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