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本田圭佑の強烈ミドルにメキシコメディア感服「GKが止めるのは不可能」

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
本田圭佑がコパMXのサカペテク戦で2ゴールを挙げた【写真:Getty Images】

 コパMX(メキシコカップ)の決勝トーナメント1回戦が現地時間25日に行われ、パチューカは2部のサカテペクに5-0で大勝を収めた。

 序盤から主導権を握ったパチューカ。1点リードで迎えた36分には右サイドMFで先発出場した本田圭佑が、左足で強烈な弾丸ミドルシュートを繰り出して追加点を奪う。

 このゴールをメキシコメディア『ソカーロ』は、「ペナルティエリアの角から目の前の相手をかわし、GKビクトル・エルナンデスが止めるのは不可能な角度にシュートを放った」と分析する。右サイドからの仕掛けでゴールに対して角度のある位置から放たれた弾丸シュートは、体を精一杯伸ばしたGKの努力もむなしくネットに吸い込まれた。

 前半終了間際の45分、本田は味方との連携でゴール前に抜け出し、GKの動きを冷静に見極めてパチューカのリードを3点に広げた。

 本田にとってメキシコでは初めての1試合2得点となったゴールを『ソカーロ』は「トップスピードでペナルティエリア内に侵入し、パスを受けてフィニッシュするのは、日本人にとって何の問題でもなかった」と分析し、冷静さと技術の高さを評価している様子だ。

 本田はチーム5点目のゴールの起点にもなったが、中3日での連戦ということもあり60分過ぎに交代でベンチに退いた。それでも高い技術を発揮しての2得点は、メキシコの人々にインパクトを与えるには十分すぎる活躍だった。

【了】

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