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乾貴士は「最も危険だった」。同点弾演出の日本人MFを現地メディアが好評価

text by 編集部 photo by Getty Images

乾貴士
乾貴士、レバンテ戦で活躍【写真:Getty Images】

 エイバルのMF乾貴士は現地時間29日、リーガエスパニョーラ第10節レバンテ戦にフル出場した。スペイン紙『マルカ』は、乾の活躍を高く評価している。

 ゴールこそなかったものの、乾は2-2で引き分けたこの試合で存在感を示した。立ち上がりからキレのある動きで相手を翻弄すると、後半序盤に乾が獲得したFKから1点を返した。74分には乾のシュートのこぼれ球をシャルレスが詰めて同点としている。

 『マルカ』はこの試合の乾に最高タイとなる「星2つ」の評価をつけた。エイバルは「星2つ」が乾のほかに3人で、そのほかの選手は「星1つ」となっている。

 記事の中で『マルカ』は、「最も危険な存在だった乾がペナルティエリアの近くでFKを獲得した」と触れ、2点目のシーンについては「日本人選手が強烈なシュートを放ち、シャルレスがこぼれ球を決めた」と記した。

 終始主導権を握りながら勝ち点1の獲得にとどまったエイバルだが、乾の活躍がなければ勝ち点1すら得られなかったかもしれない。それだけに、現地でも高く評価されているようだ。

【了】

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