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大迫勇也、今季初の1試合2ゴールの活躍。ケルンは5ゴールでEL初勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

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2ゴールを決めたケルンの大迫勇也(左から2人目)【写真:Getty Images】

【ケルン 5-2 BATEボリソフ ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節】

 現地時間2日にヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節の試合が行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンはベラルーシ1部BATEボリゾフと対戦した。試合はホームのケルンが5対2で勝利した。

 ここまで3連敗で波に乗れないケルンだったが、この日は幸先よく先制点を挙げる。16分にMFサリー・エツカンのパスを受けたFWシモン・ツォラーが右足で決める。

 しかし31分にボリゾフは右サイドでフリーキックのチャンスを得るとDFネマニャ・ミルノヴィッチがゴールを決めケルンはすぐに同点に追いつかれる。さらに33分、右サイドからのセンタリンをペナルティーエリア内でFWニコライ・シグネビッチがボレーシュート、これがゴール左隅に決まりあっという間にケルンは逆転されハーフタイムへ。

 ケルンは後半開始から大迫を投入する。すると54分、MFレオナルド・ビッテンコートのセンタリンをDFフレデリック・ソーレンセンが胸で落とし大迫が右足のシュート、これが決まりケルンは同点に追いつく。なお大迫のゴールは現地時間10月1日のブンデスリーガ第7節ライプツィヒ戦以来となった。

 勢いに乗るケルンは63分にゴール前でフリーキックのチャンスを得るとFWセルー・ギラシが直接ゴールを決め再び逆転に成功する。攻撃の手を緩めないケルンは82分、ビッテンコートの左サイドからのセンタリングをファーサイドで大迫が合わせ試合を決定づける。さらに試合終了間際にMFミロシュ・ヨイッチがダメ押しゴールを決める。

 このまま試合は終了。点の取り合いとなった試合は大迫の2ゴールの活躍でケルンが勝利を収め決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。次節は現地時間23日ホームでアーセナルと対戦する。

【得点者】
16分 1-0 シモン・ツォラー(ケルン)
31分 1-1 ネマニャ・ミルノヴィッチ(BATEボリゾフ)
33分 1-2 ニコライ・シグネビッチ(BATEボリゾフ)
54分 2-2 大迫勇也(ケルン)
63分 3-2 セルー・ギラシ(ケルン)
82分 4-2 大迫勇也(ケルン)
90分 5-2 ミロシュ・ヨイッチ(ケルン)

【了】

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