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ブラジルメディア、マルセロに最高点。槙野に決められたDF、GKには批判

text by 編集部 photo by Getty Images

マルセロ
ブラジル代表のマルセロ【写真:Getty Images】

 フランスのリールで現地時間10日に日本代表対ブラジル代表の国際親善試合が行われ、ブラジルが3-1の勝利を収めた。ブラジルメディアはチームの2点目を記録したレアル・マドリーのDFマルセロなどを特に高く評価している。

 ブラジルは序盤に獲得したPKをFWネイマールが決めて先制。その数分後に再び獲得したPKはネイマールのシュートを川島永嗣がストップしたが、その後のCKの流れからマルセロが強烈な右足シュートを突き刺した。FWガブリエウ・ジェズスも1点を加えたブラジルは、日本の反撃を後半のDF槙野智章による1点に抑えた。

 ブラジル『グローボエスポルチ』では、マルセロに対して「8」とチーム最高の採点をつけた。「ブラジルのボール出しの一番のオプションだった。“苦手”な右足で素晴らしいゴールを決めて高い技術を見せつけた」と評している。

『ランス』でもマルセロの採点は「7.5」で、DFダニーロと並んでチーム最高タイ。「セレソン(ブラジル代表)で素晴らしいレベルを維持し、エリア外からダイレクトでゴラッソを決めた」とゴールに賛辞を送った。

 一方、CKからのボールにヘディングで合わせた槙野が1点を返したプレーに関しては、GKカッシオとDFジェメルソンに責任があったとして批判の対象となっている。

 ジェメルソンには採点「5」がつけられ、「日本のゴールの場面で槙野に競り負けた」「ポジショニングを誤って高さで槙野に負けた」と寸評。『グローボエスポルチ』はカッシオに「4.5」のチーム最低点をつけ、「槙野のヘディングに届かなかった。シュートは遅かった。もっと良いポジショニングができていたはず」と苦言を呈している。

【了】

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