2ゴールが生まれたロメル・ルカクとドリース・メルテンスのホットライン【写真:Getty Images】
現地時間10日に行われた国際親善試合でベルギーはメキシコと対戦し、3-3の引き分けで試合を終えた。
14日に日本代表と対戦するベルギーは、ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海を首位で突破したメキシコとテストマッチ。前半の17分、エデン・アザールがドリブルで運び、パスを受けたロメル・ルカクがシュート。GKが弾いたこぼれ球にアザールが詰めて先制する。
しかし、メキシコも食らいつき、38分に得たPKをグアルダードが決め、1-1で折り返した。
後半に入って再びリードを奪ったのはベルギーだった。55分、ペナルティエリア右からメルテンスがクロスを入れると、ファーサイドのルカクがももでコントロール。このボールがそのままゴール左隅に決まって2-1となる。
だが、メキシコは22歳の若手が躍動。56分、後方からのロングフィードをうまくコントロールしたロサーノが素早くシュートに持ち込んで鮮やかに同点弾を記録する。昨季までパチューカでプレーしていたロサーノは勢いづき、60分には逆転弾。左からドリブルで仕掛けて放った右足のシュートはGKに止められたが、こぼれ球を自ら叩き込んで3-2とする。
それでもベルギーは屈しない。70分、再びメルテンスがクロスを入れると、ルカクが合わせてゴール。点の取り合いとなった親善試合は、3-3の引き分けに終わっている。
【得点者】
17分 1-0 エデン・アザール(ベルギー)
38分 1-1 グアルダード(メキシコ)
55分 2-1 ロメル・ルカク(ベルギー)
56分 2-2 ロサーノ(メキシコ)
60分 2-3 ロサーノ(メキシコ)
70分 3-3 ロメル・ルカク(ベルギー)
【了】