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日本代表 6年前

ハリルジャパンの2017年。W杯出場決めるも世界との差を痛感した1年【編集部フォーカス】

ロシアW杯を1年後に控えた2017年、日本代表は13試合を戦った。6大会連続6度目のW杯出場を決めたオーストラリア戦や、ワールドクラスとの2連戦、韓国に惨敗したE-1選手権などを経て、チームは勝負の2018年に向かおうとしている。今年、ハリルジャパンがどのような1年を送ったのかを振り返る。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images , Shinya Tanaka

3月

今野泰幸
久しぶりの代表招集でゴールを決め、勝利に貢献した今野泰幸【写真:田中伸弥】

ロシアW杯アジア最終予選(3月23日)
【試合結果】
UAE 0-2 日本

【日本の得点者】
久保裕也(14分)
今野泰幸(52分)

ロシアW杯アジア最終予選(3月28日)
【試合結果】
日本 4-0 タイ

【日本の得点者】
香川真司(8分)
岡崎慎司(19分)
久保裕也(57分)
吉田麻也(83分)

 日本代表の2017年はロシアW杯アジア最終予選の2連戦でスタートした。UAE代表とのアウェイゲーム戦に臨んだハリルジャパンには、今野泰幸が招集された。負傷離脱中の長谷部誠に代わって中盤に入ると、類まれな得点感覚でネットを揺らし、2-0の勝利に貢献した。

 続く埼玉スタジアム2002でのタイ戦も4-0と差をつけた。相手にPKを与えたが、川島永嗣の好セーブで無失点勝利を手にしている。

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