ベルギー1部のワースラント＝ベフェレンで活躍する日本代表MF森岡亮太が国内のビッグクラブへ移籍するとすれば、移籍先はアンデルレヒトが有力になりつつあるという。ベルギー『voetbalnieuws』が5日付で伝えている。

　今シーズンからベフェレンに加入した森岡は開幕戦から21試合連続でリーグ戦に先発出場し、7ゴール8アシストを記録。現地メディアから前半戦のベストイレブンに選出されるなど非常に高い評価を受けている。

　冬の移籍市場では、国内の強豪クラブが森岡の獲得に関心を示しているとも報じられている。特に、ベルギーを代表するクラブであるアンデルレヒトとクラブ・ブルージュからの関心が取り沙汰されている。

　だが『voetbalnieuws』によれば、クラブ・ブルージュは森岡の獲得から手を引く可能性が高くなったとのこと。ノルウェーから獲得したセネガル人MFクレピン・ディアッタや、すでにチームに在籍するMFハンス・ファナケンが森岡と同タイプの選手であり、攻撃陣のメンバーが揃っていることがその理由だとされている。

　クラブ・ブルージュ移籍の線が消滅することで「アンデルレヒトへの扉が開く」と述べられており、国内最大の名門クラブへの移籍の可能性は高まるとの見方だ。だがアンデルレヒトは、森岡を獲得する前にルーマニア代表MFニコラエ・スタンチュの売却を決定したい考えだという。

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