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エバートンMF、足があらぬ方向に…負傷させた相手選手もショックで号泣

text by 編集部 photo by Getty Images

サロモン・ロンドン
ウェスト・ブロムウィッチのサロモン・ロンドン【写真:Getty Images】

 エバートンに所属するアイルランド代表MFジェームズ・マッカーシーは、試合中のアクシデントで今シーズン中の復帰が絶望的と見込まれる大怪我を負ってしまった。英紙『ミラー』など複数メディアが伝えている。

 エバートンは現地時間20日に行われたプレミアリーグ第24節の試合でウェスト・ブロムウィッチと対戦。この試合の後半に、ウェスト・ブロムのFWサロモン・ロンドンがエリア内でシュートを放とうとしたところにマッカーシーがスライディングで止めに入った。

 ロンドンがそのまま振り抜いた左足は、ボールではなくマッカーシーの右足を強く蹴りつける形となってしまった。その瞬間を撮影した写真には、右足がすねの部分で曲がってしまった様子が捉えられている。

 マッカーシーはピッチ上に倒れ込んで苦痛をあらわにし、担架で運び出されて交代することになった。ロンドンも相手選手の負傷にショックを隠せない様子で、手で顔を押さえて号泣し、チームメートらに慰められていた。

 エバートンのサム・アラダイス監督は試合後に、マッカーシーが脛骨と腓骨を骨折し、開放骨折でもあると明らかにした。「来シーズンまでプレーできないだろう。彼にとって大きな痛手だ」と指揮官は嘆いている。

【了】

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