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チェルシー、バルサ前指揮官が新監督の最有力候補? コンテ退任は確実か

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・エンリケ
バルセロナ前監督のルイス・エンリケ氏【写真:Getty Images】

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督は今シーズン終了後の退任が既定路線となっており、バルセロナ前監督のルイス・エンリケ氏がその後任の最有力候補に浮上しているという。英紙『デイリー・メール』が27日付で伝えた。

 コンテ監督は2016年夏にチェルシー監督に就任。1年目でプレミアリーグ優勝を成し遂げ、昨年夏には2019年まで契約を延長した。

 だが、補強をめぐる方針の食い違いなどからクラブとの関係は悪化しているとみられている。今シーズンを終えれば、解任あるいは辞任の形でチェルシーを去ることが確実になりつつあるとも伝えられている。

 後任候補としてはユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督やアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督の名前も挙げられているが、両者とも現クラブとの契約を残している。オーナーのロマン・アブラモビッチ氏はユーベやアトレティコと争いになることを望んでおらず、現在フリーのルイス・エンリケ氏が最有力候補に浮上しているとのことだ。

 ローマやセルタを率いた経験も持つエンリケ氏は、2014年から17年までバルサを3年間指揮。2度のリーガエスパニョーラ優勝や2015年チャンピオンズリーグ優勝など9つのタイトルをクラブにもたらした。1年間の休養を経て、次はチェルシーで手腕を振るうことになるのだろうか。

【了】

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