指揮官はさっそく新FWの起用を示唆
新加入FWの“飢え”が、再びチームを軌道に乗せるのか。1月31日、ボルシア・ドルトムントは公式HP上で、ミチ・バチュアイをチェルシーから獲得したことを発表。今シーズン終了までの期限付き移籍だ。『ビルト』電子版によれば、レンタル料は1.2ミリオンユーロで、買い取りオプションが付いているという。
31日、早速トレーニングに参加したベルギー人FWは、加入に際して次のようなコメントを残した。
「自らの大きな目標を達成するために、可能な限り長くプレーして、多くのゴールを決めたいね。今年の夏にはW杯が開催される」
ブルーズで出場機会に恵まれなかったバチュアイ。ベルギー代表でも確固たる地位を築けているわけではない。ロシアW杯本大会のメンバー入りを果たすため、ドルトムントにやってきたようだ。
もちろんクラブ側としては、抜けたエースFWの穴を埋めることを期待している。すったもんだの挙句、ピエール=エメリク・オーバメヤンはアーセナルに完全移籍。今冬の移籍市場で、代わりに獲得されたFWはバチュアイただ一人だ。
W杯に飢える24歳のセンターFWが、「可能な限り」早くチームにフィットできるか。BVBの後半戦のカギを握るのは、この新たなバットマンと言えそうだ。
2月1日に行われた会見で、ペーター・シュテーガー監督は、2日に行われるブンデスリーガ第21節対1.FCケルン戦で、早速バチュアイをメンバーに入れることを示唆。
「彼は活気に満ち溢れているね。どれだけ早く彼をチームに組み込めるかは、我々に掛かっている。明日、ミシーは確実にメンバーに入る」。