冬の移籍市場でインテルからトルコ1部のガラタサライに期限付き移籍した30歳の日本代表DF長友佑都について、同選手の代理人を務めるロベルト佃氏が、今季終了後の去就に関して言及した。1日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

　インテルで長友は今季序盤こそ主力として先発起用されていたものの、ルチアーノ・スパレッティ監督の信頼を徐々に失って最近はベンチを温めることが増えていた。今季のセリエAでは11試合、792分間の出場となっている。

　長友の妻・平愛梨さんの後押しと親友スナイデルの助言が、今回の移籍に大きく関係しているが、代理人が「彼は最近プレーする事が出来ていなかった」と語っているように一番は出場機会を求めて移籍を決断した部分が大きいだろう。

　ただ、代理人は「5ヶ月のレンタル移籍だ。彼はインテルに戻ってくる。シーズン終了後にはインテルの状況を見て決断を下すことになる」と語っており、完全移籍でガラタサライにとどまる可能性は低いという。同メディアも「買い取りオプションに関する言及はなかった」と報じており、今季終了後のインテル復帰は濃厚なようだ。

【了】