本田圭佑、ハリルJ復帰への猛アピール。無回転FK弾とトップ下起用が追い風になるか

本田圭佑が絶好調を維持している。現地時間3日の試合で圧巻の無回転フリーキックを沈め、後期リーグ3ゴール目を奪った。パチューカを勝利に導くことはできなかったが、最近のトップ下起用も好調ぶりを後押ししている。昨年11月以来となる日本代表復帰、そしてロシアワールドカップに向けて追い風が強く吹き始めた。(文:河治良幸)

2018年02月05日(Mon)11時09分配信

text by 河治良幸 photo Getty Images
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本田圭佑、ついにフリーキックでゴール

本田圭佑
パチューカの本田圭佑がモレリア戦で無回転フリーキックを決めた【写真:Getty Images】

 ここまでコーナーキックからのアシストが目立っていたパチューカの本田圭佑だが、現地時間3日に行われたリーガMX後期リーグ第5節モレリア戦でついに直接フリーキックからゴールを決めた。

 昨年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権(E-1)のメンバー発表で「ここ数年、日本代表は直接フリーキックからゴールを決めていない」と嘆いたヴァイッド・ハリルホジッチ監督にも強烈にアピールする一撃となった。

 1-2でモレリアにリードされて迎えた後半の60分だった。パチューカのFWのフランコ・ハラがモレリアのDFガブリエル・アチリエルに倒され、ゴールほぼ正面の28mの位置でフリーキックを得た。

 本田が5mほどの助走で左足を振り抜くと、無回転で不規則に軌道が変化するボールは相手の壁を破りゴールネットを揺らした。モレリアは6枚の壁を作って構えていたが、壁の右端にいたパチューカのホセ・マルティネスがボールの動く寸前でさっと離れる。

 本田は狙い違わず、直前までマルティネスがいたコースに向けて蹴ると、壁の後ろにいたアチリエルの頭上を抜けた無回転のボールはGKセバスティアン・ソーサの伸ばした手を弾いてゴールに突き刺さった。

 真っ先にベンチへ駆け寄り、テクニカルエリアのディエゴ・アロンソ監督と抱擁をかわした本田。彼を信頼しキッカーとして起用し続けた指揮官への感謝を表す感動的なシーンだった。

 パチューカは4試合ぶりに復帰したエリック・グティエレスが目の覚めるようなミドルシュートを決めて先制したものの、セットプレーからカルロス・グスマンのゴールでモレリアに追いつかれると、前半アディショナルタイムに攻守の要であるボランチのホルヘ・エルナンデスが一発退場。後半の立ち上がりにはシンプルなクロスに対するディフェンスのミスからガストン・レスカノに逆転ゴールを決められていた。

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