現地時間14日に行われるチャンピオンズリーグのレアル・マドリー対パリ・サンジェルマンを前に、両エースが調子を上げている。

　レアル・マドリーは10日、リーガエスパニョーラ第23節でソシエダと対戦し、5-2と大勝している。この試合ではFWクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを達成した。

　C・ロナウドは、ハットトリックのほかにも決めるべきチャンスがあった。それでも今季初のハットトリックは自信になっているはずだ。リーグ戦ここ4試合で7得点を挙げており、かつての得点感覚を取り戻しつつあることは間違いない。チャンピオンズリーグのグループステージでは9得点を決めているだけに、良いイメージを持ってパリ・サンジェルマン戦に臨めそうだ。

　一方、パリ・サンジェルマンは10日のトゥールーズ戦で1-0の勝利を収めている。決勝点を挙げたのはFWネイマールだ。

　バルセロナ時代に何度もベルナベウを訪れたネイマールは、欠場した1月21日のリヨン戦を除くと、リーグアンで4試合連続得点中。その間8ゴールを挙げている。チャンピオンズリーグのグループステージでは6得点4アシストと結果を残しており、こちらも良い状態を維持している。

　大一番を前に状態は良い様子のC・ロナウドとネイマール。レアル・マドリー対パリ・サンジェルマンの好カードで、より決定的な存在になるのは、どちらのエースだろうか。

【了】