トルコ1部のガラタサライを率いるファティー・テリム監督は、1月に加入した日本代表DF長友佑都を高く評価しており、レンタル終了後もクラブに引き留めることを望んでいるようだ。トルコ『フォトスポル』が5日付で伝えた。

　長友は7年間在籍していたインテルを離れ、冬の移籍市場でガラタサライに加入。すぐに定位置を確保し、先週末のカラビュックスポル戦では初アシストを記録するなどのプレーで評価を高めている。

　インテルからはレンタルの形で加入しており、契約には買い取りオプションはついていないと報じられている。だがテリム監督は、来季に向けて長友を完全移籍で獲得することを考えているという。

　インテルは長友の退団を見越し、ユベントスから左サイドバックもこなすガーナ代表MFクワドォー・アサモアを獲得する見通しだとも報じられていた。テリム監督はインテルのハビエル・サネッティ副会長に連絡を取った上で、「インテルはクワドォーを獲ればいい。（長友のレンタルを認めた）1月と同じように理解を示してほしい」と要請したと伝えられている。

　長友にはプレミアリーグのウェスト・ハムやワトフォードが関心を示して獲得の打診を行っているとの報道もあった。来季はどこでプレーすることになるのか、夏の移籍市場での動きに注目する必要がありそうだ。

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