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バイエルン、次節勝利でペップ体制に並ぶか。過去にも偉大なリーグ記録を保持

text by 編集部 photo by Getty Images

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次節、バイエルン・ミュンヘンはリーグ優勝を決めるかもしれない【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンがリーグ優勝に大手をかけている。

 バイエルンは10日、ドイツ・ブンデスリーガ第26節の試合を戦いホームでハンブルガーに6-0の快勝を収めた。これにより2位のシャルケと勝ち点差を20としており、次節にも優勝が決まる状況に置かれている。

 今季は10月にカルロ・アンチェロッティ前監督からユップ・ハインケス監督への監督交代を経たバイエルンだが、それ以降チームはさらに強力なものとなっている。特に、新加入のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスやエースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは目覚ましい活躍を見せている。

 全34節のブンデスリーガで史上最速の優勝を果たしたのは、2013/14シーズンのバイエルンだ。現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の就任シーズンであった当時、バイエルンはボール保持を主体とするスタイルでリーグを席巻。シーズン通して無類の強さで他チームを圧倒し、第27節で史上最速の王者となった。

 それ以外にもバイエルンは、過去に早期の優勝を何度か経験している。現指揮官のユップ・ハインケス監督が率いた2012/13シーズン第28節、その他1972/73、2002/03、そして2014/15シーズンは第30節で優勝を決めていた。また第30節までに優勝を決めたことのあるチームは、ドイツ国内でバイエルンだけとなっている。

 2度目のブンデス史上最速優勝を決めるには、次節バイエルンは6位のライプツィヒをアウェイで倒さなければならない。仮に勝利したとしても、2位のシャルケがヴォルフスブルク相手に勝利を収めれば、優勝は第28節に持ち越しとなる。

【了】

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