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長谷部誠、ドルトとの上位対決。手応えも「立ち上がりの失点がもったいなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

長谷部誠
フランクフルトに所属する長谷部誠【写真:Getty Images】

【ドルトムント 3-2 フランクフルト ブンデスリーガ第26節】

 現地時間11日にブンデスリーガ第26節の試合が行われ、フランクフルトはドルトムントと対戦し2-3の敗戦を喫した。フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠は今節もフル出場を果たしている。

 試合を振り返って長谷部は「ドルトムントの方は連戦で体力的にキツイなかで、日程的に自分たちに分があるかなと思ってましたけど。やはり立ち上がりの10分、15分に相手にプレッシャーをかけられて、その時間帯に失点したことで前半は非常に苦しいゲームになってしまいました。後半は修正して自分たちが良い形でプレッシャーもかけられたし、全体的に見てやはり立ち上がりがもったいなかったかなと思います」と答えた。

 ボランチのポジションで起用されたが「とにかくポジションを守って、やるっていう風なことは言われましたし。そういう意味では2失点目なんかはもう少し対応の仕方が、個人的には出来たかなっていう感覚もあったんで評価の難しいゲームになりましたね」と反省点を述べている。

 ドルトムントとの上位対決に関しては「今日は非常に大きなチャンスだったと思う」と答え、相手の印象については「ドルトムント自体も今シーズンは…僕らが言うのもなんですが(笑)、不安定というか、2,3年前の本当に勢いのあるドルトムントではない」と語っている。

 続けて「日程的にも自分たちの方が有利だったし、ホントに大きなチャンスだったんですけど。こういうゲームで勝ち点を拾えなかったり、勝てなかったりというのはまだまだ自分たちのチームが不安定というか、まだ上にしっかりと留まれるチームではないのかなというのは痛感させられますね」とコメントした。

(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)

【了】

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