ブラジル代表のチッチ監督は、今月行われる2試合の国際親善試合に向けた招集メンバー25名を発表した。

　先月にはチッチ監督は、今夏のロシア・ワールドカップに向けた招集メンバーのうち15人を大会5ヶ月前にして明らかにするという異例の発表で注目を集めた。本大会の登録メンバーのうち、残りの枠はわずか8つということになる。

　ロシア、ドイツとの対戦に向けて発表されたメンバーには、その15人のうち、負傷離脱中のFWネイマールを除く14人が含まれている。その他の11人は、残りの8枠を争う上での有力候補ということになりそうだ。

　本大会出場がすでに発表されているのは、GKアリソン、DFダニエウ・アウベス、マルキーニョス、チアゴ・シウバ、ミランダ、マルセロ、FWカゼミーロ、レナト・アウグスト、パウリーニョ、フィリッペ・コウチーニョ、フェルナンジーニョ、ウィリアン、FWネイマール、ガブリエウ・ジェズス、ロベルト・フィルミーノの15人だ。

　レアル・マドリーのDFダニーロやユベントスのDFアレックス・サンドロが今回の25人にも含まれていないのは「サプライズ」だとみなされている。今月の2試合はワールドカップのメンバー発表前の最後の本格的なアピールチャンスであり、選ばれていない選手の本大会出場は難しくなってくるかもしれない。

▼GK
アリソン（ローマ）
エデルソン（マンチェスター・シティ）
ネット（バレンシア）

▼DF
ダニエウ・アウベス（パリ・サンジェルマン）
マルセロ（レアル・マドリー）
フィリペ・ルイス（アトレティコ・マドリー）
ファグネル（コリンチャンス）
ミランダ（インテル）
マルキーニョス（パリ・サンジェルマン）
チアゴ・シウバ（パリ・サンジェルマン）
ジェロメウ（グレミオ）
ロドリゴ・カイオ（サンパウロ）

▼MF
カゼミーロ（レアル・マドリー）
フェルナンジーニョ（マンチェスター・シティ）
パウリーニョ（バルセロナ）
レナト・アウグスト（北京国安）
フレッジ（シャフタール・ドネツク）
フィリッペ・コウチーニョ（バルセロナ）
ウィリアン（チェルシー）
アンデルソン・タリスカ（ベジクタシュ）

▼FW
ガブリエウ・ジェズス（マンチェスター・シティ）
ロベルト・フィルミーノ（リバプール）
ドグラス・コスタ（ユベントス）
ウィリアン・ジョゼ（レアル・ソシエダ）
タイソン（シャフタール・ドネツク）

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