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CL初8強のセビージャ主将、バイエルン撃破を狙う。「マンU戦も下馬評は低かった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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セビージャ【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)でクラブ史上初のベスト8進出を決めたセビージャはバイエルン・ミュンヘン戦を前に意気込みを語っている。

 現地時間3日、セビージャはCL準々決勝1stレグでホームにバイエルンを迎え入れる。初のCLベスト8を前にかつてシャルケでプレーした経験を持つセビージャ主将のセルヒオ・エスクデロが独紙『シュポルトビルト』の取材に答えている。

 バイエルンが有利と言われる今回の戦いについてエスクデロは「(ベスト16の)マンチェスター・ユナイテッド戦でもそう言われていた。でも我々は勝ち進む事が出来た(2試合合計2-1)。もちろんバイエルンは欧州でトップレベルのチームだが、我々は地の利を活かして先勝したい」と強敵相手にも臆することなく戦うことを誓った。

 セビージャは2006年から2016年の間に実に5度も欧州のタイトルを獲得している。国際大会に強い理由を問われると「特別な大会になればなるほどモチベーションが上がるんだ。我々のチームにはスーパースターは存在しない。だから一人一人が試合終了までチームの為に最後まで走り続けるんだ」と全員サッカーを強調した。

 バイエルンのキープレイヤーを問われた主将は「レバンドフスキ」と答え「彼のゴール数を見れば我々が最も注意しなければいけない選手だという事は明白だ」とブンデスリーガで26得点のストライカーを警戒している。

「(3月31日に行われたリーガエスパニョーラ第30節の)バルセロナ戦はとても良い準備となった。我々は受け身に回るのではなく自分たちのサッカーをするだけだ」と意気込みを語るエスクデロはバイエルン相手にどのようなサッカーを見せてくれるのだろうか。

【了】

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