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G大阪、長沢駿が前半だけで4得点の大暴れ。ルヴァン杯最速ハットも達成

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

長沢駿
ガンバ大阪の長沢駿【写真:Getty Images for DAZN】

 YBCルヴァンカップ・グループステージ第3節の試合が4日に行われ、名古屋グランパスとガンバ大阪が対戦。アウェイのG大阪が4-1の勝利を収めた。

 G大阪の4得点は、FW長沢駿が一人で叩き出した。前半5分にこぼれ球を押し込んで先制点を奪い、16分にはヘディングで追加点。29分にもダイビングヘッドで決めてハットトリックを達成し、41分にも右からのクロスを押し込んで前半だけで4点目となった。

 長沢にとってはキャリア初のハットトリック。1試合4得点はルヴァンカップ(ナビスコカップ時代含む)史上わずか5人目であり、12年ぶりの快挙となった。

 過去には1994年にビスマルク(ヴェルディ川崎)、1997年にロペス(ベルマーレ平塚)とラデ(ジェフ市原)、2006年にワシントン(浦和レッズ)が1試合4得点を記録していた。日本人選手では大会初となる(ロペスは帰化前の呂比須ワグナー)。

 前半または後半の45分間だけでの4得点は大会史上初。J1のリーグ戦でも、45分間での4得点以上は過去25年間で4例しかない。いずれも後半の記録であり、前半だけでの4得点はJ1、J2では過去に例がない。J3では鈴木孝司(町田ゼルビア)が前半で4点を挙げたことがあった。

 開始29分でのハットトリックも大会最速となる。これまではウェズレイ(名古屋グランパス)が2004年に記録した30分でのハットトリックが最速だった。J1ではバルディビエソ(横浜マリノス)による28分でのハットトリックという最速記録がある。

【了】

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