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レバンドフスキ移籍の鍵に? バイエルンが来季レアル復帰の25歳MFに関心

text by 編集部 photo by Getty Images

オマール・マスカレル
フランクフルトのオマール・マスカレル【写真:Getty Images】

 来季バイエルン・ミュンヘンの指揮官に就任することが発表されたニコ・コバチ監督は、現在率いるフランクフルトでプレーするMFオマール・マスカレルをバイエルンへ連れて行くことを望んでいるようだ。スペイン紙『アス』が14日付で伝えた。

 バイエルンは13日に、コバチ氏が来季からの新監督に就任することを発表。長谷部誠と鎌田大地の所属するフランクフルトから、現役時代にプレーしたクラブでもあるドイツ王者へとステップアップを果たすことになる。

 現在25歳のスペイン人マスカレルは2016年にレアル・マドリーからフランクフルトへ移籍。マドリーは今季終了後に同選手の買い戻し条項を行使し、400万ユーロ(約5億2000万円)で再獲得することが見込まれている。

 現在のマスカレルの市場価値は400万ユーロを大きく上回っており、マドリーは他クラブへ売却することで利益を得ようと考えているようだ。コバチ監督の率いるバイエルンは獲得に向けてマドリーとの交渉を行うとみられている。

 マドリーにとっては、バイエルンのエースであるポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキを獲得する上での交渉材料のひとつになるとの見方も伝えられている。今季のチャンピオンズリーグ準決勝で対戦が決まったバイエルンとマドリーだが、移籍市場でも駆け引きを繰り広げることになるかもしれない。

【了】

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