J1スピードランキング。トップに立つのは? 走力がもたらす貢献度、最高速度は何キロか

走行距離やスプリント回数などの数字を示すことで、ファン・サポーターに新たな視点を提供している昨今のJリーグ。スピードスターと呼ばれる選手は数多くいるが、彼らはどれくらい速いのだろうか。今回は、最高速度をランキング化。“足自慢”の男たちを挙げた。(文:SPAIA編集部、監修:データスタジアム)

2018年04月24日(Tue)10時00分配信

text by SPAIA編集部 photo Getty Images for DAZN
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ボールを持ったら止まらない。ドリブル・キープ時の最高速度を記録したのは?

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2017年J1 ドリブルまたはキープ時の最高速度ランキング【画像:SPAIA】

 一人でボールを運べる選手は貴重だ。どのチームも陣形をコンパクトに保とうとし、時間もスペースも限られる現代サッカーにおいても、それは変わらない。攻守の切り替えが頻繁に起こる中、独力での突破、あるいはキープできればチームの攻撃のアクセントとなる。

 2017シーズンの明治安田生命J1リーグにおける、ドリブルまたはキープ時の最高速度ランキングが上の表だ。アルビレックス新潟のホニ、ジュビロ磐田のアダイウトン、横浜F・マリノスの山中亮輔は、それぞれ2回ずつランクインしている。いずれのクラブも当時は堅守速攻が武器の一つとなっていた。対峙する相手に怯まず加速し、スピードや馬力を活かしてのキープなど、彼らの長所はチームの拠り所になっていた。

 並み居る“スピードスター”を抑えてトップに立ったのは、時速35.4kmを記録したクリスティアーノ(柏レイソル)だ。下部組織出身者が多く、イメージが共有されたボールワークを見せる柏にあって、前線に君臨するブラジル人ストライカーはある種、異質な存在だ。だが、技術とパワー、加速力を備えるクリスティアーノによって、柏はより破壊力のあるチームに昇華するとも言える。

 このランキングを見ると、多くのブラジル人アタッカーが名を連ねている。彼らが持ち前のスピードを活かすことが、相手の守備を崩す上でのひとつのセオリーとなっているのかもしれない。

守備でも力を発揮する永井謙佑のスピード

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タックル時の最高速度ランキング【画像:SPAIA】

 次に、タックル時の最高速度ランキングを見てみよう。様々なポジションの選手がトップ10に名を連ねているが、サイドを主戦場とする選手が多い。タッチライン際を走ることだけが仕事ではないが、激しいアップダウンが求められるのも事実。彼らは、その高いスプリント能力でチームに貢献していると言えるだろう。

 そして、上位2名は永井謙佑、アンデルソン・ロペスとなった。いずれもアタッカーで、共に最高速度35km/hを越えた。J最高レベルのスピードを持つ永井は労を惜しまない選手でもあり、守備面でも力を発揮する。

 永井はタックルの前5秒間の走行距離が40.05m。これは松田陸の40.6mに次ぐ数字だ。長い距離を走ってボールに食らいついたことがデータに表れている。どのようなシチュエーションにしろ、ボールにチャレンジする姿勢はチームにとって大きな助けとなる。

 今回のデータは2017年のものだ。今季リーグ戦はすでに開幕しており、ロシアワールドカップのため中断期間が設けられている。現在、選手たちはタイトな日程のなかで戦う。自ずと疲労は蓄積するはずで、力をセーブする賢さも必要だろう。色々な戦い方があって当然だが、物凄いスピードでピッチを駆ける選手たちの奮闘も注目されるべきだ。

(文:SPAIA編集部、監修:データスタジアム)

【了】

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