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襲撃事件に遭うも…選手はカップ戦出場を決意。サポーター数百人の期待に応える

text by 編集部 photo by Getty Images

バス・ドスト
スポルティングCPに所属するバス・ドスト【写真:Getty Images】

 暴徒化した集団(フーリガン)の襲撃によって、ポルトガル1部のスポルティングCPに所属する選手やスタッフが負傷。それでも選手たちは、現地時間21日に行われるタッサ・デ・ポルトガル決勝のアヴェス戦に出場することを決意した。16日に英メディア『BBC』が報じている。

 先日、アルコシェテの練習場にマスクを被って顔を隠したフーリガン約50人が侵入し、選手やスタッフを素手や道具を使って襲撃し負傷させた。この襲撃事件により、エースFWのバス・ドストは頭部を裂傷。GKルイ・パトリシオやロドリゴ・バッタグリア、ウィリアム・カルヴァーリョ、ジョゼップ・ミシック、マルコス・アクーニャなども傷を負っている。

 同メディアによると、数百人のサポーターがスポルティングCPのホームスタジアム(エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ)周辺に集まり、様々なメッセージボードを掲げて支援を表明したとのこと。この行動に選手たちが感銘し、カップ戦出場を決意したようだ。

【了】

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