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レアル、スパーズ監督招へいは断念か。ジダン後任の新たな有力候補は…

text by 編集部 photo by Getty Images

マウリシオ・ポチェッティーノ
トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーは、ジネディーヌ・ジダン監督の後任の有力候補だとみられていたトッテナム(愛称:スパーズ)のマウリシオ・ポチェッティーノ監督の招へいを断念したとみられている。スペイン『カデナ・コペ』が伝えた。

 ジダン監督は先月31日に開いた会見で、2017/18シーズン限りでの退任を発表。就任からわずか2年半でチャンピオンズリーグ3連覇を含む9つのタイトルを獲得したが、突然マドリーを去ることになった。

 後任の人選が注目される中、特に有力な候補だと言われていたのはトッテナムを率いるポチェッティーノ監督。トッテナムとの契約は残しているものの、もしマドリーから誘いがあれば「話を聞かなければならない」と本人も乗り気な様子を見せていた。

 マドリーのホセ・アンヘル・サンチェスGD(ジェネラルディレクター)は今週ポチェッティーノ監督の代理人と連絡を取り、トッテナムとの契約には契約解除金が設定されていないことを確認したという。その場合、ポチェッティーノ監督を引き抜くためにはトッテナムとの交渉が必要となる。

 マドリーがFWガレス・ベイルやMFルカ・モドリッチを獲得した際にも経験したように、「タフ・ネゴシエーター」として知られるトッテナムのダニエル・レヴィ会長との交渉は困難が予想される。これにより、マドリーはポチェッティーノ監督の招へいを断念したとの見方だ。

 ポチェッティーノ監督に代わる候補としては、リバプールのユルゲン・クロップ監督とユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督の2人の名前が挙げられている。

【了】

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