【コロンビア 1-1(PK3-4) イングランド ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】　

　現地時間3日にロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦が行われ、コロンビア代表はイングランド代表と対戦しPK戦の末に敗れた。コロンビアのラダメル・ファルカオが、この試合を裁いたアメリカ人主審のマーク・ガイガー氏に不満を抱いていると、3日に米メディア『ESPN』が報じている。



　試合はお互い非常に荒れた展開となり、コロンビアは23回、イングランドは13回ファールしていた。コロンビアに対しては6枚、イングランドに対しては2枚のイエローカードが提示されている。韓国対メキシコの試合で韓国代表が24回ファールしていたが、コロンビアはそれに次ぐファールの多さとなっていた。

　ただ、ファルカオは主審がイングランドに有利の判定をしていたと見ている。



「俺はアメリカ人主審がこの試合を裁くのは変だと感じていた。本当のことを言うと、プロセスには多くの疑問を残していると思う。彼は英語だけで話していたし、いくつかの偏見もあった。再々笛を鳴らし、明らかに俺たちをゴールから遠ざけていたんだ。フィフティフィフティの状況が発生すれば、主審はイングランドを優遇し俺たちの邪魔をした。両チームを同じ基準で裁こうとしなかったんだ。悩むことがあれば、いつもイングランド側に立った。ワールドカップの決勝トーナメントでこのような事が起きるのは非常に恥ずかしいと思うね」

　ガイガー氏はポルトガル対モロッコの試合でも主審を務めていた。試合中、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドにユニフォームを要求したとの疑惑が持ち上がったが、後に国際サッカー連盟（FIFA）が声明を発表し事実無根であると完全否定している。

【了】

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